2025年1月12日、SNSにて韓国製の薬が日本の大手ドラッグストアで絶賛販売中という怪しい広告投稿がされていると報じられました。
最近まで、日本のドラッグストアにて韓国製の薬が人気があると聞いたこともありませんでしたが・・・。
一体どういうことでしょうか?
本記事でまとめました。
概要は?
韓国人とみられるInstagramユーザーが東京・渋谷の街を撮影しつつ、『スギ薬局』の商品棚に並ぶ『かんせ 上』と『かんせ 下』という、見たことのない2種類の箱を手にし、レジの店員にハンドスキャナーでバーコードを読み取ってもらうシーンも映っていました
「こんな薬、売ってないよ?」韓国人女性が国内薬局「謎の薬」を紹介する“フェイク広告動画”が拡散 スギ薬局は「取り扱ったことない」「厳正に対処する」と警告(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース〈韓国人の友達に「この薬、日本で大人気なんでしょ??」って言われたんだけど、日本で一度も見た事ない〉──あるX(旧Twitter)ユーザーが1月3日にポストした内容に、注目が集まっている。
確かに動画を確認すると、韓国人女性がスギ薬局で「かんせ」という見たことも聞いたこともない薬を購入しているシーンがありました。
ちなみに、スギ薬品は当該製品について「取り扱ったこともなく商品登録もない」としています。
フェイク広告動画?
前述した「かんせ」ですが、実際のところは日本では販売していません。
このことから、上記の動画は「フェイク動画」であるといえそうです。
では、なぜこのようなフェイク動画が作られたのでしょうか?
日本の市販薬は高品質で知られ、中国・韓国でも人気が高い。そういった背景を踏まえると、『かんせ』も“日本で売られている薬”であることをアピールすることで、韓国の市場でマーケティングしようとしていると思われます
「こんな薬、売ってないよ?」韓国人女性が国内薬局「謎の薬」を紹介する“フェイク広告動画”が拡散 スギ薬局は「取り扱ったことない」「厳正に対処する」と警告(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース〈韓国人の友達に「この薬、日本で大人気なんでしょ??」って言われたんだけど、日本で一度も見た事ない〉──あるX(旧Twitter)ユーザーが1月3日にポストした内容に、注目が集まっている。
日本の市販薬は中韓で人気が高く、上記のような日本で取り扱い販売されているという動画を制作することで、「かんせ」に箔をつけようとしたと考えられそうですね。
一連の動画は細部で動きが不自然で、『フェイク動画』の可能性が極めて高い。『日本で売られている』ことをアピールするこうした広告が増えていることには注意が必要です
「こんな薬、売ってないよ?」韓国人女性が国内薬局「謎の薬」を紹介する“フェイク広告動画”が拡散 スギ薬局は「取り扱ったことない」「厳正に対処する」と警告(NEWSポストセブン) - Yahoo!ニュース〈韓国人の友達に「この薬、日本で大人気なんでしょ??」って言われたんだけど、日本で一度も見た事ない〉──あるX(旧Twitter)ユーザーが1月3日にポストした内容に、注目が集まっている。
やはりフェイクであるということでしょう。
【かんせ上下:薬】製造元会社名は?どこで買える?
では、そもそも「かんせ」という製品は存在するのでしょうか?
また、かんせの製造元会社は何という名前なのでしょうか?
Xで調査したところ、製造元は「褓負商バイオファーム(보부상바이오팜)」という会社だったようです。
また、現在も、公式だと思われる「kanse-tsu(かんせ)」の販売サイトと思われるホームページも存在しており、通信販売をしているようです(実際購入していないため、購入できるかは不明)。
つまり、「kanse-tsu(かんせ)」という商品自体は実際に存在しており、過剰な広告を用いて集客しているようでした。
まとめ
謎の薬?(製品)である「かんせ」についてまとめました。
商品の広告を確認すると、年配の方の「関節」に効き目があると謳っていました。
いずれにしても、今後当該製品についてはさらに情報が明かされていきそうです。
今後の動向を注視していきたいと思います。
コメント