2025年1月2日、第101回箱根駅伝の往路が行われ、青山学院大が2年連続7回目の往路優勝を果たしました。
青学は本当に強いですね。
そんな中、復路に向けて意気込みを語った原監督の「ピクニックラン」という言葉がネットで話題になっています。
一体、ピクニックランとはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか?
本記事でまとめました。
概要は?
原監督は「本当は1区や3区で、もう少し楽にできる場面があったが、駅伝はトータルで戦うもの。5人がよく頑張った」。大学駅伝の締めくくりとなるレースで素晴らしい走りを見せた若林には「若の神、ここに降臨」と賛辞を贈った。
3日の復路に向けては「山下りのスペシャリスト、野村昭夢が(6区で)後続に30秒以上離す」とスタートダッシュを宣言。「ピクニックランで7、8、9、10区と帰ってきたい」と力を込めた。
往路優勝を果たした原監督は、復路への意気込みとして「ピクニックランで7、8、9、10区と帰ってきたい」と語っていました。
この「ピクニックラン」という言葉がネット上で大きな反響がありました。
「ピクニック」という言葉に反応した方が多くいたようですね。
また・・・
惜しくも往路優勝は逃したが藤原正和監督は「園木も順位は落ちましたが、粘りの走りをしてくれました。去年の悔しさをぶつける走りをしてくれた。今日はもう100点満点です。(復路は)青山さんのピクニックランをピクニックにしないように頑張ります」と復路での逆転を期した。
【箱根駅伝】往路2位の中大藤原正和監督「ピクニックにしないように」青学大の復路独走阻止宣言(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース<第101回箱根駅伝>◇2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ) 予選会から出場した中大が往路2位と大健闘した。1区で吉居駿恭(3年)がスタートから飛び出してトップに立つと、3区の本間颯(
原監督の「ピクニックラン」という言葉を受け、中大の藤原監督がピクニックランをピクニックにしないようにすると明かしていました。
ピクニックランという言葉があまり良い意味で伝わっていない印象ですよね。
【青学:原晋監督】ピクニックランとはどういう意味?誤解されている?
では、ピクニックランとはどのようは意味を持つ言葉なのでしょうか?
インターネットで「ピクニックラン」という言葉を検索しても公式な情報は出てきません。
ただ、とあるマラソンの大会では「ピクニックラン」という言葉を使っており、その大会への参加者は「ピクニックラン」を下のように解釈していました。
- 順位や記録を重視しないで。自然の景色を楽しんだり地元のお店を巡ったりするランニングであり競技性はない。
ただ、これは個人の解釈となっており公式な解釈ではありません。
ちなみに、「ピクニックラン」という言葉に近い意味で「マラニック」という言葉がありました。
マラニックはコトバンクにも登録されており近年になって浸透してきた言葉です。
つまり、公式な言葉として存在しているのです。
競技性ではなく娯楽性を重視した意味合いを持つマラニックですが、おそらく「走り」を生業にしている原監督がこの言葉の意味を知らないわけがないはずです。
そうなると、原監督にとっては「ピクニックラン」と「マラニック」の意味を明確に区別しているはずです。
もし余裕がある走りをする旨で言葉を用いるならば、インタビューに対して「マラニック」という言葉で表現するのではないでしょうか?
ピクニックランの意味!
では、原監督が用いたピクニックランという言葉の真意は・・・
Xにおいてキレイに解釈している方がいました。
おそらくこの方の解釈が正しいのではないでしょうか?
往路で優勝し、他の大学に対してアドバンテージがある状況ですが決して楽観視できる状況ではありません。
5分以内の差では思わぬアクシデントがあればすぐに逆転されてしまう可能性がありますし、それは原監督も百も承知でしょう。
そこまで余裕がある状況でありません。
そうなると、おそらく・・・
- 選手に対して堅実な走りをさせ、博打にでるような無茶はさせない。リラックスして走ってほしい。
このような意味合いが強かったのではないかと思います。
まとめ
原監督が発した「ピクニックラン」の意味についてまとめました。
言葉的には娯楽性や余裕というイメージを持ってしまいますが、おそらく「堅実な走り」という意味合いで発した言葉だったのではないかと思います。
そもそも意味が公式に定義されている言葉ではありませんので、受け手がそれぞれ自由に解釈できてしまいます。
ただ、箱根駅伝は全身全霊をぶつける競技大会ですし、余裕を全面に出して臨めるほど簡単ではないことは原監督が良くわかっているはずです。
このことから、原監督が発した「ピクニックラン」とは「リラックスしながら堅実に確実にタイムを守る走り」という意味合いだったのではないかと思われますがどうでしょうか。
かなり話題になっていますし、もしかしたら大会が終わったあとで原監督の口から説明があるかもしれませんね。
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